第五答[人] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第四答に続き、連続して第五答が掲載された。

志藤ハスミは、中園ナツメの紹介で、柱場ハルヲと出会った。
ハルヲとナツメが母校にやってきた理由は、十年前のアラタの死の真相を探ることにあるようだ。

生徒探し

ハスミに持ち掛けられたのは、ハルヲとナツメに協力して、アラタとミハヤの行方を捜索することだった。

ハルヲ達の考えでは、アラタは殺されたのではなく、ミハヤに連れていかれたため、行方不明になり、死んだ扱いになったということなのだろう。

しかし僕らが思うに彼は「殺された」のではなく……
「連れて行かれた」

出典:つれないほど青くてあざといくらいに赤い 第五答 著者:tomomi

とはいえ、異世界に連れて行かれて行方不明になっているとしても、今も生きているとまでは考えていないのだろう。

アラタは、ミハヤに連れられてプールで入水自殺までするような男なので、一緒に死ぬことを選んだとしても不思議ではない。

ハルヲやナツメは、アラタに死んでほしくないと思っていたが、その想いは、アラタには届かったなかったようだ。

だが、せめてもの弔いとして、魂だけでも救うというか、死の真実を解き明かすことで、清算しようとしているのだと思う。

速水ミハヤ

もう一人の行方不明の生徒である速水ミハヤについて、ハスミに説明していたところ、突如、異常事態が発生した。

ザザ・・・
皆さん おはようございます

出典:つれないほど青くてあざといくらいに赤い 第五答 著者:tomomi

この緊急事態が発生した原因は、ミハヤについて知ろうとしたからのようだ。

学校の七不思議にして、土地における最大の禁忌である速水ミハヤの正体に少しでも近づこうとしたために、ほかの怪異が近寄ってきたのだろう。

ミハヤとの距離が近づくと、ほかの怪異が近づくのはこれまでの物語で明らかなので、今回の緊急事態が発生したのだと思う。

それにしても、今回はアラートがなるのが早すぎるが……

興味を持っただけで今回のように異常が発生していたら、ミハヤが入学した当初の色めきだった学校のでは、全員襲われていてもおかしくないので、過剰な反応と言える。

きっと、自分で徐々に答えに近づくのではなく、ハルヲとナツメというミハヤの正体を知る二人から答えを教えてもらうというズルをしようとしたために、現出した可能性がある。

おわりに

さて、本編とは関係ないが、ハルヲはそこまで足が速くないらしい。
このあとの様子を見ても、息苦しそうに走っているので、走るのが不得手なのだろう。

ナツメ「ハスミ 脚に自信は?」
ハスミ「かけっこ 負けた事ないです」
ハルヲ「なら足手まといは僕だけかっ」

出典:つれないほど青くてあざといくらいに赤い 第五答 著者:tomomi

それにしても、物語がタイムリープものっぽくなってきた。

十年後の未来からアラタとミハヤを探しあてることで、アラタは元の世界に戻れるのだろうか。

この展開から、アラタが行方が確定するまでは、答の回が続くのだろう。

続きが楽しみである。

次回、二〇二五年四月十一日更新予定。

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