感想&考察

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第六十七問[no title] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

七不思議も、町の逸話も結論にたどり着き、アラタとミハヤは再開の約束をして、大団円を迎えた第六十六問。 まさかのデート回が始まる。 服 賭けを破ったお詫びとして、アラタはミハヤとのデートを叶えた。 「今日は私を好きにして構わない」というミハヤ...
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八月九日 僕は君に喰われる。 第36刻 感想&考察

第35刻では、怪異譚たちの真実を知った。死ねない呪いをかけられた彼女は、自らを殺す毒である櫻井青を奪い合うため、競争を加速させるため、使人に怪異の力を植え付けられ、苛烈な争いに身を投じていたのだった。 強奪線も進展が滞り始め、個人戦ではなく...
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第六十六問[この結論は何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

前回、知山アラタはついに、土地の逸話、怪異の正体を見破った。神隠しの真実を見抜いたあとのエピローグとなる第六十六問。 見つかる 怪異の正体を見破ったことで、行方を突如くらませた柱場ハルヲと神隠しにあった子供は見つかった。 怪異騒ぎの発端と作...
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第六十五問[この慈しみは何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

玄関の向こう側に出現した怪異の呼び声から逃げるように、台所に逃げ込んだ知山アラタと為水ショウコ。怪異の不気味な声を上書きするかのように二人の会話の途中、「邪視」というワードが登場する。「邪視」とは何か?その病の正体を見る第六十五問。 邪視 ...
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第六十四問[この幻は何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

知山アラタが目を覚ましたのは、為水ショウコの家だった。暴れたために縄で拘束されるという一悶着が起きたのも束の間、招かれざる訪問客が訪れる。 兄貴 招かれざる客は、柱場ハルヲの兄、柱場アキトを語った。突如失踪した兄がいきなりハルヲを訪ねてくる...
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第六十三問[この心残りは何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

中園ナツメのおかげで、一命を取り留めた知山アラタ。プールの七不思議は決着したが、めでたしめでたしとなるはずもなく…… 浸食 為水ショウコの家で身柄を拘束されているアラタは、自分の置かれた状況を知ることになった。 どうやら不可解な現象が連続し...
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第六十二問[この21グラムは何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

誰もいない夜の街中を散策デートする知山アラタと速水ミハヤ。時折聞こえる声に近づかないように進む二人であるが、第六十二問ではその声の正体と、七不思議の真実に迫る。 七不思議の真実 七不思議「満月の夜 月が綺麗に映ったプールには入ってはいけない...
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第六十一問[この足は何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

プールサイドでの休憩する知山アラタと速水ミハヤ。「七不思議などではなかったのでは?」と思い、プールを出るとき、ふと見上げた夜空には欠けた月が浮かんでいた。 二人がいる世界は、異世界なのか、現実か?夜の散歩へと繰り出した二人を描く第六十一問の...
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八月九日 僕は君に喰われる。 第35刻 感想&考察

2人のミヤコの戦いの最中、最初から登場していたミヤコの正体が「怪異の典拠」だと明かされた。このまま戦闘が継続するかと思っていたが、いつの間にか戦闘は終了していた。 場面は変わり、牛女と工藤ハスミが鮫島を退けた後にまで戻ったところから始まる3...
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第六十問[この重りは何処に行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

物語の世界でも夏休みが始まり、残った七不思議を解決するために、夜中の学校のプールにやってきた知山アラタと速水ミハヤ。 自殺を演ずるかのようにプールに飛び込んだ二人だが、アラタに魔が差したのだろう。水中でアラタはミハヤに口づけし、お互いの酸素...