前回、良い感じに色々解決したしそろそろ・・・と思っていたら、まさかの最終回であった。
雑誌ならば「次回クライマックス!」等の予告があるが、そういったお知らせがなく、最終回だったものだから非常に驚いた。
賭け
知山アラタが提案した賭け。
それは、もっと速水ミハヤのことを知りたいということだった。
俺は貴方の全てがほしい
出典:つれないほど青くてあざといくらいに赤い 最終問 著者:tomomi
ミハヤの正体がわかった今、これ以上深堀りすることは無いように思えるが、アラタにとって大切なので、ミハヤの性格、好きなもの、嫌いなもの、趣味、嗜好等、ありとあらゆる特性の全てを知って理解したいのだろう。
「恋は求めるもの 愛は与えるもの」と言ったりするが、アラタの好奇心は死んでも治らず、ひたすらにミハヤを求め続けるようだ。
恋心
そして、ミハヤの口からはっきりと、アラタが好き、との言質を取った。
これまでアラタに対して直接伝えることがなくのらりくらりとしていたが、もう後ろめたく思うようなことが無くなったので、すなおに伝えたのだろう。
そして、最後はお互いに笑顔で抱き合うというのはつれ青らしくないが、高校生であることを踏まえると、青春の一ページであると考えれば、とてもさわやかな幕引きだ。
ミハヤとアラタの〆のセリフ回しは、第一問をセルフオマージュしたものだろう。
この恋心に人生を賭す覚悟があるのなら
出典:つれないほど青くてあざといくらいに赤い 第一問 著者:tomomi
この愛と探求心に全てを賭す覚悟があるのだから
つれないほど青くてあざといくらいに赤い 最終問 著者:tomomi
おわりに
前回の感想終わりに「次回最終回でもいい」とフラグを立ててしまったが、ほんとうに最終回になるとは思っていなかった。
まずは作品完結に対し、おめでとう。と、お疲れ様。である。
tomomi氏が無事に最後まで駆け抜けられたことが良かった。
作品がダーク系なので、火のつくような人気にならなかったが、ジワジワと続いていってくれたことが嬉しい。
矢印トキの登場は急転直下であり、これは打ち切りパターンか、もしくは書けなくなってしまったか、と不安に思っていたが、きれいな終わり方だった。
tomomi氏にはしばしの休養を、と思うが、単行本作業もあるのであと少しだけ忙しいだろう。それが終わったら一休みしてほしい。
そして、休息を明けたら八月九日僕は君に喰われる。を定期的に進めてほしい。世界観を共有しているので、ハルヲやナツメ、ハスミの関係が徐々に解き明かさていくのが楽しいので、続きが描かれることを切に願っている。
さて、二〇二五年九月十九日に発売の九巻、十巻で、ほんとうに終わりとなる。描き下ろしがあるようなので、それを楽しみにしよう。
おわりに その2
つれ青が終わったので、少しだけ自由に書く。
二〇二三年二月から細々と書き続けていたが、ついに終わった。
初投稿は第二十八問だった。
もう2年以上前であるが、当時はあれも書きたい、これも書きたいと色々とサイト作りを勉強したが、最終的に今の形に落ち着いた。
社会の端っこでチマチマ書いていたが、SNS等で全く集客していないのに、一定数の方に読んでいただけたのは望外である。
このサイトの、しかもこんなところまで読んでくれたあなたには感謝しかない。
ありがとうございました。
コメント
ここまで考察・感想お疲れ様でした。
最新話を読んではここへ来て自分には無い視点での考察を楽しませていただいておりました。
先の展開予想など見事的中している事が多く、最新話と同時に管理人様が今回はどのような感想を書かれるのかも楽しみにしておりました。
完結という事で未だはっきりと明かされておらず、個人的に「気になる」点も幾つか残ることとなりましたが、あれもこれも求めるのは野暮なのか、はたまた探究心を煽られているのかということでいい具合にこの作品が忘れられなくなりそうです。
八月九日の方の考察も引き続き楽しみにさせていただきます。長々と失礼いたしました。
ご覧いただきありがとうございます。
読んで感じたことを思うままに書いていただけですが、楽しんでいただけて良かったです!
この作品のキーワードに探求心があるので、謎を残したまま終わるのが良い味を出していると思っています。
自身にとっても、忘れられない一作になりました。
八月九日の更新された際は、また読んでください!