八月九日 僕は君に喰われる。 第29刻前半 感想&考察

八月九日 僕は君に喰われる。 第29刻前半 感想&考察 感想&考察

ヤマノケ

ヤマノケは、同僚の背中から上半身が生えている。木の根っこのようなものでつながっており、ヤマノケだけの姿を語ると、切り株のから腕が伸びていると評するのが適切だろう。
寄生された人間の口で会話をしているが、ヤマノケ側の頭部も存在しており、頸の断面を切り株の断面とするならば、そのウロの中に頭部が収まっている。

これまで登場した怪異の中では、あまり淫靡さがなく、かませ役みたいな登場の仕方である。
青との絡みもないため、まだまだ深堀がされていない。

ストーリーでは、ヤマノケが同僚に憑き、戦うことになったハスミ。
怪異との戦いにも関わらず、圧倒するが、逃げられてしまった。

牛女の予言

逃げたヤマノケを追うハスミだが、牛女が予言を語りかける。

この先でお前は八つ裂きになって死ぬだろう

出展:八月九日 僕は君に喰われる 第29刻前半 著者:tomomi

物騒な予言である。
これにまつわる怖い話が思いつかなかったが、何が登場するのだろう。

ハスミには、柱場ハルヲのパートナーとして、まだまだ登場してほしいのだが・・・

最後に

前半ということで、12ページ分の更新だった。
不穏な空気漂うバトルシーンだったが、なんだかストーリーがまとまらなくなってきた感じがする。
怪異「八月九日」にこの場面がどのようにつながるのだろうか。
更新も遅くなってきているが、自然消滅みたいな終わり方ではなく綺麗な幕引きをしてほしい。

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