第三十一問[   ] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

つれないほど青くて あざといくらいに赤い 第三十一問 感想&考察 感想&考察

刺す

ペンを手にしたアラタは、自らの目を突き刺した。アラタがミハヤを傷つけるわけがないと信じていたし、予想していたが、とはいえ嬉しい展開だ。いつかミハヤを襲う怪物に成り果てる前に、そうなる恐怖に圧し潰されるよりも早く、自分自身を傷つけて、好きな人を守ろうとする姿は、じつにいじらしい。

宣言

「俺だって貴方を逃がすつもりはない」犯しそうになる自分を矯正し、何が何でも約束の卒業まで、耐え抜いて見せると宣言したアラタ。賭けに勝ち、ミハヤのあらゆる秘密をほしいままにする。ここまでやってでも勝とうとするアラタとの勝負から降りることは許さないし、逃がさないという宣言である。アラタの目に色が宿るのは珍しい。その前のカットでは、ミハヤの驚いたように見える瞳が映っていた。赤が灯るアラタの目に驚愕したのだろう。色の意味はわからないが、赤や青は魅了された者のみが見る色だと考えてみると、ミハヤがアラタに惹かれはじめた兆しと捉えることもできる。あまりにも妄想じみてきたが、こうであったら非常に嬉しい。

賭け

眼科からの診察を経て語らうアラタとミハヤ。賭けの勝敗が決するギリギリで踏みとどまり、続行となった。勝負がさらなる盛りあがりを見せ、ミハヤの本音の楽しそうな表情が見れたのがとても良い。

おわりに

目を潰す予想が当たった。怪物騒ぎはひとまずおわり、次回からまた新しい話となるだろう。そろそろ次の七不思議が登場が予想される。とても楽しみだ。

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