感想&考察

第六十問[この重りは何処に行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

物語の世界でも夏休みが始まり、残った七不思議を解決するために、夜中の学校のプールにやってきた知山アラタと速水ミハヤ。 自殺を演ずるかのようにプールに飛び込んだ二人だが、アラタに魔が差したのだろう。水中でアラタはミハヤに口づけし、お互いの酸素...
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第五十九問[この命は何処に行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第五十八問で、ついに速水ミハヤの正体にたどり着いた知山アラタ。目を背けていた問題に向き合わざるをえなくなったが、果たしてどのような行動をとるのか。 決断を迫られる第五十九問の始まりだ。 七不思議 物語は、やっと夏休みがスタートした七月二十七...
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八月九日 僕は君に喰われる。 第34刻 感想&考察

第33刻では、柱場班が揃ってミヤコの対策を練っていたところ、その裏で櫻井青が誘拐されてしまった。柱場ハルヲと志藤ハスミは、連れ去ったミヤコになんとか追いついたが、交渉のさなか、その横合いから、もう一人のミヤコが襲い掛かってきたところで終わっ...
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第五十八問[この滑稽を何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第五十七問で、速水ミハヤの正体について、加藤ナオキの証明が披露された。この証明を聞いて、知山アラタはどうするのか、本作の核心に迫る第五十八問。 証明 加藤の示した結果、それは速水ミハヤの正体はお化けである。というものだった。集団幻覚の結果が...
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第五十七問[この願いを何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第五十六問では、元テレビマンの加藤ナオキとの対話が始まった。速水ミハヤの正体を知る手がかりとなる重要な会談である。二年前に加藤が体験したことを聞いて、知山アラタは怒りを露わにするが、それこそが正体を暴く鍵であった。その証明を始める第五十七問...
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第五十六問[この矛盾を何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

知山アラタは、中園ナツメとともに公民館に向かった。「知らずの間」で見つけたテレビ番組の企画について、話を聞くためである。公民館で待ち合わせしていた男が語る内容に触れる第五十六問。 加藤 待ち合わせした男の名前は、加藤と名乗った。(第三十九問...
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第五十五問[この病を何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

七不思議狩り以降、知山アラタと速水ミハヤのつかず離れずの交流を見ていたわけだが、物語が進展する。 新章突入 アラタとミハヤの関係の変化をここしばらく見てきたが、新章に突入し、久しぶりに中園ナツメが登場した。 新章では、開かずの間にあった台本...
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八月九日 僕は君に喰われる。 第33刻 感想&考察

2024年4月30日、突如更新された第33刻。第32刻では、柱場ハルヲが櫻井青からミヤコとの出会いを聴取する一方で、月下の怪異が描かれた。その続きである。 ミヤコの正体 柱場率いる班の面々が集められ、ミヤコの情報を共有をしたが、認識を合わせ...
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第五十四問[恐れているのはどちらか] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

知山アラタと速水ミハヤはボードゲームに興じるが、いつまでもゴールにたどりつかないまま終わった第五十三問。 ゴール 3の目が出続け、いつまでのゴールができない状況で、ミハヤは「果たしてゴールとは何か?その続きがあるとしたら?」と問いかける。 ...
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第五十三問[幸せなのかどちらか] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

無事にミハヤを見つけることができたアラタ。廃校でなにか解るかと思いきや、舞台は変わり、アラタの部屋に移動した第五十三問。 ボードゲーム 二人きりでボードゲームに興じるアラタとミハヤ。アラタは探偵、ミハヤは役者と、それぞれの職業を選び、ゲーム...