つれないほど青くて あざといくらいに赤い

感想&考察

第六十一問[この足は何処へ行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

プールサイドでの休憩する知山アラタと速水ミハヤ。「七不思議などではなかったのでは?」と思い、プールを出るとき、ふと見上げた夜空には欠けた月が浮かんでいた。二人がいる世界は、異世界なのか、現実か?夜の散歩へと繰り出した二人を描く第六十一問の始...
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第六十問[この重りは何処に行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

物語の世界でも夏休みが始まり、残った七不思議を解決するために、夜中の学校のプールにやってきた知山アラタと速水ミハヤ。自殺を演ずるかのようにプールに飛び込んだ二人だが、アラタに魔が差したのだろう。水中でアラタはミハヤに口づけし、お互いの酸素を...
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第五十九問[この命は何処に行く] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第五十八問で、ついに速水ミハヤの正体にたどり着いた知山アラタ。目を背けていた問題に向き合わざるをえなくなったが、果たしてどのような行動をとるのか。決断を迫られる第五十九問の始まりだ。七不思議物語は、やっと夏休みがスタートした七月二十七日を迎...
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第五十八問[この滑稽を何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第五十七問で、速水ミハヤの正体について、加藤ナオキの証明が披露された。この証明を聞いて、知山アラタはどうするのか、本作の核心に迫る第五十八問。証明加藤の示した結果、それは速水ミハヤの正体はお化けである。というものだった。集団幻覚の結果が生み...
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第五十七問[この願いを何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第五十六問では、元テレビマンの加藤ナオキとの対話が始まった。速水ミハヤの正体を知る手がかりとなる重要な会談である。二年前に加藤が体験したことを聞いて、知山アラタは怒りを露わにするが、それこそが正体を暴く鍵であった。その証明を始める第五十七問...
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第五十五問[この病を何と言う] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

七不思議狩り以降、知山アラタと速水ミハヤのつかず離れずの交流を見ていたわけだが、物語が進展する。新章突入アラタとミハヤの関係の変化をここしばらく見てきたが、新章に突入し、久しぶりに中園ナツメが登場した。新章では、開かずの間にあった台本「悪魔...
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第五十四問[恐れているのはどちらか] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

知山アラタと速水ミハヤはボードゲームに興じるが、いつまでもゴールにたどりつかないまま終わった第五十三問。ゴール3の目が出続け、いつまでのゴールができない状況で、ミハヤは「果たしてゴールとは何か?その続きがあるとしたら?」と問いかける。人生の...
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第五十三問[幸せなのかどちらか] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

無事にミハヤを見つけることができたアラタ。廃校でなにか解るかと思いきや、舞台は変わり、アラタの部屋に移動した第五十三問。ボードゲーム二人きりでボードゲームに興じるアラタとミハヤ。アラタは探偵、ミハヤは役者と、それぞれの職業を選び、ゲームを進...
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第五十二問[寂しがりやはどちらか] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

姿を隠した速水ミハヤを探すため猫たちに助力を求めた知山アラタ。情報を頼りにたどり着いたのは、いつぞやの廃校のトイレである。非合理はどちらかトイレには3つの個室があり、ミハヤはそのどれかにいるのだろう。アラタが扉を開けようとする直前、選ばなか...
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第五十問[離さないのはどちらか] つれないほど青くてあざといくらいに赤い 感想&考察

第四十九問にて、七不思議狩りの物語が決着となり、速水ミハヤに狙いを定める組織がいることが発覚した。その一部が暴走した結果が七不思議狩りの発端となる七不思議の増殖であり、ムジナを巻き込み、大きな争いとなったのだが、そのおかげで、組織の存在、町...