感想&考察

第三十四問[誓か呪か] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

本編更新&三巻発売で、とても喜ばしい記念日ですね!さっそくの三十四問の感想と考察を進めていきましょう。お化け廃校に入り、お供え物の写真が撮られたところまで来たアラタとミハヤだったが、お供え物の一部無くなっていた。そのことについての疑問を話し...
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第三十三問[火か煙か] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

三週間ぶりの本編エピソードだ。アラタとミハヤの交流回は前回までで一区切りがついて、新しい物語がスタートした。おばけ?新しい不思議譚の登場である。『裏山の廃校にはお供え物が毎週備えられており、お化けが出る』という噂話が小学生の間で広く流布され...
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第三十二問[   ] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

死角の何か左目を怪我したアラタは、病院通いが続いているようだ。そこで、奇妙な体験をする。誰かにぶつかったようだが、周りにそんな相手はいないと看護師に言われたのだ。それは帰ってからも続く。自宅の中で人にぶつかるのだ。誰ともぶつかるはずのない狭...
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八月九日 僕は君に喰われる。 第28刻 感想&考察

ミヤコ復活27刻のしおらしいミヤコは鳴りを潜め、元の積極的なミヤコが帰ってきた。セリフのみであったが、青とのやり取りがとにかく可愛らしく、我々読み手の心をわしづかみにしてくれたことだろう。柱場たちが帰るのも納得の甘々な空気だったに違いない。...
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第三十一問[   ] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

刺すペンを手にしたアラタは、自らの目を突き刺した。アラタがミハヤを傷つけるわけがないと信じていたし、予想していたが、とはいえ嬉しい展開だ。いつかミハヤを襲う怪物に成り果てる前に、そうなる恐怖に圧し潰されるよりも早く、自分自身を傷つけて、好き...
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第三十問[正か誤か] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

踏みとどまるアラタ第二十九問から続き、獣(けだもの)になれとせまるミハヤ。アラタとミハヤの賭けは、アラタが獣になってしまえば、ミハヤの勝ちなので、ひたすらに言葉で追い立ててくるが、アラタがギリギリで踏みとどまった。しかし、これまでのアラタと...
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八月九日 僕は君に喰われる。 第27刻 感想&考察

ボイスレコーダーボイスレコーダーから流れるメッセージは「櫻井青を殺せ」というものだった。「ずっと続く幸福ほど・・・」というセリフが続いていた。八月九日を繰り返せば、いつまでも大切な人と過ごすことができる。しかし、それをやめて八月九日を青の毒...
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第二十九問[巣か袋か] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

第二十九問では、ミハヤの表情が特にピックアップされていたので、特に注目したい。引きこもるアラタ第二十八問、怪物の夢を見ていたアラタ。様子から、疲れが見えていたものの特に問題なさそうに見えたが、ケダモノになってしまう自分を怖れ、引きこもったよ...
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八月九日 僕は君に喰われる。 26刻 感想&考察

青の人格が消える櫻井青のこれまでの人格が消え、新しい人物の人格になった。正体は、青が殺した「シン」である。その「シン」が蘇ったのは、「お宿り」が成功したためらしい。「お宿り」は、心臓を喰らうことで元の持ち主の人格や記憶を転移させる儀式であり...
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第二十八問[献身かエゴか] つれないほど青くて あざといくらいに赤い 感想&考察

柱場と語るハルヲがアラタに兄の日記の内容を語り、その内容はアラタの夢の内容と酷似していた。兄の死という結末を、アラタにも投影し、ミハヤと別れるように説得しますが、失敗に終わる。ここで一番気になるのが、ハルヲの「でももう他人じゃない」というセ...